Keisuke's User Account Manager には次のような特徴を持っています。
ホーム系エディションの Windows 上で利用できる
Windows には Microsoft 純正の「ローカル ユーザーとグループ」と呼ばれる、Microsoft Management Console (以下 MMC) スナップインがあります。このスナップインを使うことでユーザー アカウントやローカル グループの設定を GUI 上である程度細かく行うことができます。
ところが、この「ローカル ユーザーとグループ」スナップインは家庭向けを想定した、いわゆるホーム系エディションの Windows (Windows 7 Home Premium や Windows 8 無印版がこれに該当) には一部のエディションを除き搭載されておらず、基本的にビジネス向け機能を搭載した上位エディションの Windows (Windows 7 Professional や Windows 8 Pro がこれに該当) でしか利用することができません。
そこで、Keisuke's User Account Manager を使用することでホーム系エディションの Windows 上に同様の機能を持たせることが可能になります。ユーザー一覧、ローカル グループ一覧は純正とほぼ同じレイアウトを持っており、純正にはない機能としてウィンドウ下段にアカウント詳細データを表示する機能を持っています。
また、「ローカル ユーザーとグループ」同様にリモート接続によるユーザー アカウント管理もサポートしており、純正機能で設定可能な部分のほとんどを変更することができます。
ユーザー プロファイルの作成と削除が可能
Keisuke's User Account Manager ではローカル管理限定ながらユーザー プロファイルの作成および削除が可能です。ユーザー アカウントと同時に作成したり、逆にユーザー アカウントを削除する際にプロファイルも一緒に削除することも可能です。
動作モード (後述) がアドバンスト モードなら、任意のタイミングでユーザー プロファイルの作成または削除も行えます。
2 つの動作モードで使い分けが可能
Keisuke's User Account Manager には動作モードとして、基本的な設定に重点を置いた「パーソナル モード」と、本ソフトで設定可能な項目や機能をすべて利用できる「アドバンスト モード」の 2 種類を搭載しています。
パーソナル モードでは普段あまり設定、使用する機会がない項目は表示されなくなるため、ある程度直観的な設定が可能になります。一方、アドバンスト モードでは設定可能な項目がすべて表示されるため、細かい設定が可能になります。また、リモートによる管理も行えるようになります。
また、動作モードはいつでも変更可能できるようになっていますので、必要に応じて使い分けることができます。
ビルトイン アカウント表示/非表示の切り替えが可能
Keisuke's User Account Manager では Windows によって自動作成された組み込み済みアカウント、いわゆる「ビルトイン アカウント」の表示、非表示を切り替えることができます。
ビルトイン アカウントは既定で表示しないように設定されていますので、ユーザー自身で作成したアカウントの設定に専念できるようになっています。
もちろん、ビルトイン アカウントを表示して設定を変更することも可能です。なお、ビルトイン アカウントを非表示にしていてもアプリケーションによって自動作成されたアカウントやローカル グループは表示されますのでご注意ください。
ユーザー名、ローカル グループ名のリネームが可能
本来、ユーザー アカウントを作成する際に設定するユーザー名や、新規でグループ作成時に設定するローカル グループ名は一度確定すると変更できず、変更するにはいったんアカウントやグループを削除するしかありませんが、Keisuke's User Account Manager ではユーザー名やローカル グループ名のリネームをサポートしています。
リネーム機能を使った場合、ユーザーやグループを削除することなく名前を変更できるため、NTFS アクセス制限等に影響を与えません。
簡単に Administrator アカウントの権限で実行
Keisuke's User Account Manager には自分のユーザー権限ではなく、Administrator アカウントの権限で簡単に実行できるツールが付属しています。このツールを使うことで、簡単に Administrator アカウント権限で起動することが可能になります。
※本機能を利用するにはあらかじめ Administrator アカウントを使用可能な状態にしてください。